歴史を知り、現在を知るWebマガジン
小林よしのりライジング Vol.316
配信です!
今週号のタイトルは
「『大東亜論』からイラン危機まで」
『大東亜論 最終章 朝鮮半島動乱す!』、本日発売!
残念ながら未完の最終巻となってしまったが、ライジング限定特別サービスとして、この先に予定していた構想を一部公開!
自虐史観ではない人にも評判の良くない「閔妃暗殺」について、どういう解釈で描く予定だったのか?
歴史を見ることで、現在が見えてくる。
日本はどこで道を踏み誤ったのか? まずそれを知らなければ、何も始まらない。
6年間の連載によって4冊の本にまとまった『大東亜論』には、現在の日本の諸問題を解釈するためのヒントが無数にある!
『大東亜論』は現在に、そして未来にまで繋がっている!!
泉美木蘭のトンデモ見聞録は
「レイプ裁判判例を読む~抗拒不能とはなにか?」
先週号では、裁判においてレイプ犯に極めて優しい異常な判決が下されていることを詳述したが、そこでキーワードとなったのが「抗拒不能」。
たとえ本人の意思に沿わない性交であっても、抵抗拒否することが出来ない状態だったと証明できない限りは無罪というのだ。
それではレイプ事件で有罪判決を勝ちとることなどほとんど無理なのではないか…と思ったら、実はそうとも限らない。
「抗拒不能」をどういう基準で認めるかは、裁判官によって全く違ったのである!!
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…『大東亜論 最終章 朝鮮半島動乱す!』が、本日発売となった。掲載誌「SAPIO」の事情により未完の最終巻となってしまったが、この『大東亜論』シリーズを読めば、現在の日韓問題の根本がわかる!現在に至るまでの日本の針路を誤らせた諸悪の根源とは!?「力の外交」に警鐘を鳴らす『大東亜論』は、現在の国際情勢を考える上でも大きなヒントとなる!
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
…一般的な常識から見ると不可解な判決が続いているレイプ・強制わいせつ裁判。裁判では(1)同意があったかどうか(2)被害者が抗拒不能だったかどうか(3)同意がないこと、抗拒不能状態であることを加害者が理解しており、それに乗じて行為に及んだかどうか、この3点を争うのが基本となっているようだ。特に難しいのが「抗拒不能」の解釈である。そこで、過去の判例をさまざま比較してみたところ、裁判官によって解釈が大きく異なることがわかった。
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!
見た目から性別がわかりにくい人に性別を尋ねるのはダメなこと?
西洋の王(王室)と日本の天皇(皇室)の違いとは?
母親に対する愚痴メールを彼女に送るつもりが、間違えて母に送信してしまった…!!
作家・津原泰水氏と幻冬舎の騒動、本を売るのは出版社の仕事で作家に責任はない?
父親になる自分に何かアドバイスをください!
庶民感覚からかけ離れた裁判官が多い現状を見ると、裁判員制度もアリでは?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第326回
「『大東亜論』からイラン危機まで」
2. しゃべらせてクリ!・第273回
「怪しか人ぶぁい、あんた、だ霊?
ぽっくんに、なんか妖怪!?の巻〈前編〉」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第128回
「レイプ裁判判例を読む~抗拒不能とはなにか?」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記